お金の貸し借りをしないために、明日からできること

お金の話題

あなたは他人とお金の貸し借りをした経験はありますか?

筆者は一度もありません。まあ、お会計で割り勘をする時に一時的に立て替えるくらいならありますが…

最近、動画配信者がライブ中に事件に巻き込まれて命を落としたことで、

SNSでたくさんの人たちに注目をされていますね。

加害者の男は動画配信者とのお金のトラブルが原因で事件を起こしたとされているようです。

筆者は普段、障害者福祉施設で働いしていますが、

利用者さんからお金の貸し借りが絡む人間関係のトラブル相談は割とあります。

😔「〜さんにお金を貸すよう何度か頼まれて合計数万円を貸した。でも返えしてと言えない…」

🥵「母や彼女にお金を毎月貸しているので、自分の生活費がなくなってしまい困っているんです」

このような相談を受けるたびに「お金の貸し借りはトラブルになるからもうやめましょうね〜」と伝え続けて来ました。

お金の貸し借りで失うもの

お金の貸し借りをしてしまう人は、

「どうしてお金の貸し借りをしてはいけないのか?」

についてよく考えてみる良いと思います。

お金の貸し借りをすることで失うものは以下のようなものが考えられます。

①人間関係

親しい友人としての付き合いとして気軽にお金の貸し借りができるというのは、とても良い信頼関係ができているように感じるかもしれません。

ですが、一方がお金を返すことができなくなった時から信用が薄れていき、友人関係は少しづつ崩れていきます。

友達同士のお金の貸し借りをしてしまったら、絶交しないといけなくなるリスクを覚悟しないといけなくなるのです。

心の余裕

お金を貸した側の人は「ちゃんとお金を返してくれるかな?」「お金を貸したせいでお金がない」という不安をお金が返って来るまで抱え続けることになります。

お金を借りる側も「お金を借りてしまって申し訳ない」という罪悪感、お金を返さないといけないことによる焦りを抱え続けます。

③貯金をできるチャンス

お金を借りる側の人は「お金が無いなら人から借りればいい」という風に考え、

お金を貸す側の人は他人のために自己犠牲をするせいで自分にお金がなくなる。

貸す側も、借りる側も、到底お金が貯まらないので、お金に余裕がない生活を強いられることになります。

本当はお金を十分に貯めてさえいれば借りずに済んだし、

お金を貸さなければもっと貯金や投資にお金を回せていたはずです。

要注意!金銭トラブルが起きやすい人の特徴

筆者が金銭トラブル相談に乗ってきた経験から、金銭トラブルが起きやすい人の特徴をまとめてみました。

自分が当てはまっていないかよかったらチェックしてみてください。

貸してしまう人の特徴

☑️お金が返って来ない可能性を無視している

返ってこないことを考えずにお金を貸してしまい、後になって困ってしまう人もいますね。

万が一お金が返って来ない時に自分にどんなことが起きそうか想像できていれば良いのですが…

☑️お金よりも人間関係を優先しがち

自分にとって大切な存在が困っているのを放っておけず、自分の生活を犠牲にしてお金を貸してしまう方もいます。

人を大切にする気持ちは素晴らしいですが、

☑️過去に何度も同じことをしている

お金を借りたい人から「この人ならお金を貸してくれる」と目をつけられてしまい、

何度も何度もお金を貸してしまいます。

☑️お金を貸すことで優越感を感じる

お金を貸すことで「相手が自分に頼ってくれる」とか「自分が困っている人を助けてあげている」と考えて、ある意味自分に自信を持てるようになったと感じてしまい、

お金を人に貸すのは悪いことではないと錯覚してしまうのです。

借りてしまう人の特徴

☑️お金の管理が苦手

お金を湯水の如く使ってすぐにスッカラカンになって困ってしまう。

足りなくなったらとりあえず借りてくれば良い。

カードローン、人からの借金、どんどん借金が増えていってしまい更に困っていまいます。

☑️生活水準を下げられない

一度、お金を沢山使うことを覚えてしまうと、人は生活水準を下げられず、自分の収入に見合わない生活を続けてしまい、常にお金に困っている状態になってしまいます。

☑️見栄を張る

他人に自分をよく見せたいという気持ちから、値段の高いブランド品を買ったり、他人に貢いだりするせいで、金遣いが荒くなってしまいがちです。

☑️すぐ楽な方法を選びがち

貯金をする、節約をするという努力する気持ちはあっても、「とりあえずあの人から借りてなんとかしよう」と、いつもお金を貸してくれる人から借りてしまいます。

筆者が思うこと:「貸し借りなんかしてないで貯金せよ!」

他人とお金の貸し借りするのは、貸す側も借りる側も色々なものを失ってしまうことはよく分かったかと思います。

筆者としては、お金の貸し借りなんかしないで、お金がないという日々の不安で嫌な思いをしないように、お金を貯められるようになることに目を向けて欲しいですね。

楽にできる節約方法3選

節約というとお金を使わないように我慢するとか大変なイメージがあるかと思います。

ですが、意外とそこまで頑張らなくでもできる節約方法があるのでおすすめです!

①携帯キャリアを格安simに変更する

大手の携帯キャリアをまだ使っているのであれば、格安SIMに乗り換えましょう。

一度乗り換えてしまえば、何もしなくても毎月のスマホ代が数千円、1年間で10万円近くを節約することができますよ!

②いらないサブスクを解約

Netflix、Amazonプライム、Youtube Premiumなどなど、今はたくさんのサブスクサービスがあってついついたくさん契約をしてしまいがちです。

一度、自分が契約しているサブスクを見直して、最近まったく使っていないサブスクは思い切って解約をしましょう。

③自動で家計簿をつけてくれるスマホアプリ「MoneyForwardME」を使う

節約するのであれば、自分がどれだけお金を使っているのかを把握することが大切です。

だから家計簿をつけることはとても大事なのですが、手書きの家計簿一生懸命つけるのはとても大変です。

そこでMoneyForwardME(マネーフォワードミー)というを使えばアプリが勝手に家計簿をつけてくれるのです。

公的なサービスを利用することも視野に入れて良い

どうしても自分の収入以上の浪費を止められないことに困っているという方は、

一人で抱え込まずに依存症の治療を専門とする精神科や心療内科のクリニック・病院に相談してみるのも手です。

こんなクリニックや病院に行くと、例えばこんな治療法があります。

  • 薬物療法:衝動を抑えたり、不安を軽くする薬などを使って治療する
  • カウンセリング:カウンセラーとの会話の中で自分の考え方のクセを見つけ出したりする
  • 自助グループ:同じような悩みをもう一人と支え合いながら問題を改善する

クリニックや病院以外にも、障害を持っている方向けにお金の管理を手伝ってくれる「日常生活自立支援事業」というサービスがあります。

日常生活自立支援事業パンフレット|全国社会福祉協議会

お金の管理がどうしても苦手な方は、社会福祉協議会で自分の通帳を預かってもらい、定期的に同じ金額のお金を引き出してもらうようにしたり、お金で困ったことはスタッフが相談相手になってもらうことができます。

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