たな~か(@akasatanaaaka)です!
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保険ってどうすればいい?
今回のお金の勉強は、保険について考えていきたいと思います。
保険って世の中に様々な種類のものがあり、たくさんの会社が販売をしていますね。
大人になったら保険に入りなさいと親から言われたり、身の回りの人で保険に入っているという話を聞いたりして、自分も入るべきなのか悩むこともあるかと思います。
保険に入るには保険料を払わないといけません。
そうであれば、ちゃんとした良い保険を選びたいものですね!
保険営業マンの友人に保険を買わされる利用者さん
以前こんなことがありました。
職場の利用者Dさんから保険について相談をされたことがありました。
ざっくり言うと、ガン保険に入るように保険の営業をやっている友人(?)から促され、友人のよしみで乗り換えたが、果たしてそれで良かったのか…、という内容でした。
高齢かつ持病があるので保険料が高くなってしまうが、高齢になるガンになるリスクも高まるのでちゃんと保険に入った方が良いと説得されたそうです。
また、Dさんは万が一自分が亡くなった時に高齢の母が困らないように生命保険にも入っているそうです。
Dさんの保険の関する選択はこれで合っているのでしょうか…?
保険って何なん?
そもそものところ、保険とは何か?というところから考えていきましょう。
保険とは人生の中で起きるリスクに対しての備えるためにあるものです。
例えば、病気になった時の治療費や事故を起こしてしまった時の賠償金など、これらがとんでもない金額になってしまった時に困らないようにするために、自分たちは保険に入って備える訳です。
日本人は最初からすでに保険に入ってる!
まず保険に入る入らないについての結論を出す前に知っておくべき大前提があります。
それは、日本人はすでに公的保険というものに皆が加入しているということです。
その公的保険以外に、私たちは民間保険というものも任意で加入することができます。
なので、公的保険でカバーしきれない部分を民間保険でカバーすれば良い、ということになりますね。
公的保険を使い倒そう!
ここ最近、増税や社会保険料の値上げラッシュにより、たくさんのお金が国にチューチュー吸い上げられていますよね。
吸い上げられたお金は公的保険の財源になっているのです。
せっかくお金をたくさん払わされているのであれば、まず公的保険を使い倒さない訳にはいかないですよね?
自分たちはすでに5種類も公的保険に入ってます!
まずは5つの公的保険がどんなリスクをカバーしているのかを確認しましょう。
自分が今入っている保険について知らずして保険選びなどできるはずもないです!
健康保険
皆が知っている健康保険ですが、ケガや病気に対しての補償をしてくれる、いわゆる医療保険です。
自分たちは皆それぞれの保険証を持っているかと思います。
ケガや病気になったら、病院に保険証を持っていくと治療費が3割になりますよね。
また、健康保険には高額療養費制度という、治療費が高額になった時のための保障や、
働いている時にケガや病気で休まざるを得なくなった時の保障として傷病手当金という制度もあります。
調べてみると他にも豊富な保障が用意されています。
年金保険
年金とは、毎年にわたって継続してお金を支払ってくれるサービスを指します。
日本の年金保障には以下のようなものがあります。
- 老後の生活を保障してくれる老齢年金
- 障害を持った方を保障してくれる障害年金
- 働いてくれていた家族を亡くした子どもや配偶者を保障してくれる遺族年金
- 精神疾患を継続して治療を受ける必要のある方を保障してくれる自立支援医療制度
このように、人生の中で起き得る、ありとあらゆるリスクに対して日本の年金が対応してくれるのです。
介護保険
年を取って介護が必要になったとき、介護サービスは無料で受けられるわけではありません。
介護にかかる費用の8割~9割を国が払ってくれるのが介護保険です。
雇用保険
この雇用保険、こちらを見ていただくと分かりますがあまりにも豊富な手当が用意されています。
大まかに説明するとこんなものがあります。
- 失業してから次の働く場所に就職するまでの間を保障する失業手当
- 失業してから早く就職することができた人を保障する再就職手当
- 厚生労働大臣が指定した教育訓練を受けた人の費用を一部負担してくれる教育訓練給付制度
- 給料が減った60歳以上の人や介護休業する人を保障する雇用継続給付
- 育児休業をする方を保障する育児休業給付金
労災保険
仕事での業務や仕事に向かう通勤が原因となって発生した病気やケガを労働災害といいます。
労災保険とは、この労働災害の治療費の負担を減らしてくれる保険であり、以下のように様々な保障が用意されています。
- 療養(補償)給付
- 休業(補償)給付
- 障害(補償)給付
- 遺族(補償)年金
- 葬祭給付
- 傷病(補償)年金
- 介護(補償)給付
- 二次健康診断等給付
最後に
皆が加入している公的保険について確認をしてきました。
吐きそうになるほどに様々なバリエーションの保障を国はちゃんと用意してくれていることが良く分かりましたね!
自分も調べるのが大変でした・・・!!😅
ですが、人生のリスクの大半は公的保険で備えられることが分かったのではないでしょうか?
さて、これだけの公的保険サービスがあるのが分かりましたが、民間保険は果たして必要なんでしょうかね?
ガンは民間保険に入らずとも、健康保険や高額療養費制度で備えることができるはずです。
親より先に自分が亡くなった時も、遺族年金で備えることができるはずです。
次回の記事では民間保険に入るべきかについて一緒に考えていきましょう。
参考になる資料
金融庁「公的保険について」
https://www.fsa.go.jp/ordinary/insurance_leaflet.pdf協会けんぽ「高額な医療費を支払ったとき」
協会けんぽ「ケガや病気で会社を休んだとき」
保険営業のニュース『「納得できない」かんぽ生命、乗り換えで月3万円増 70代女性憤り 不適切営業問題』
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